期待していた分、がっかりしたというのが正直な意見です。
まず、台詞が多すぎです。台詞で物語の説明をしているような感じがしてなりません。
なぜ、めぐみが悩んでいるのかも伝わってこないし、みんなでともみをからかう理由もよくわかりません。冒頭のめぐみの長ゼリフはすごく観客に興味を持たせるような台詞なのだから、もっと、めぐみに焦点をあてた、話にするべきだったと思います。
あと、物語に、いわゆる「バリア」というものもありません。この物語はずっと、一本の直線のように話が進んでいます。その線にカーブをつけてください。
例えば、めぐみの両親はなぜ離婚したのか?をバリアにすると、観客も一緒になって離婚した原因を考えるでしょう。友情をテーマにするよりも、めぐみの心の成長をメインテーマに持ってきた方が、より良い作品になると思います。
登場人物の個性もかぶっています。女子寮という舞台なので、仕方ないかも知れませんが、無理に作ったようなキャラもあって、「正直この子はいらんのちゃうかな??」っていう子も中にはいました。
勝手なことばかり書いてしまいました。気を悪くなさったならすいません。
ですが、同じ脚本を書く人間として正直に書かせていただきました。
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