潔いバッドエンドでした。(もしくはカテゴリ的にはメリバ?)
自分は高校生の時にコンクールの講評で審査員が「高校生ならぜひハッピーエンドを!未来のある芝居を作って欲しい!」とコメントするのを聞いて以来その呪縛にずっと縛られて大人になってもバッドエンドが書けません。こんな思い切りのいいバッドエンドが書ける感性は羨ましい。
『運命≒青春』で語られていたメリバを書くことへの葛藤と本作が繋がっているようで、もう一度『運命≒青春』を読み返してしまいました。同じ作者の中で作品同士が繋がるのっておもしろいですよね。(本作を書いてる作者の気持ちが『運命≒青春』の天香に反映されてる?)
一番うなったのは、結菜の台詞「告白しないで好きでいるって、結構しんどいよ?」です。これは恋愛物の大きな要素になることですよね。このしんどさを書くのは自分も好きなのですごく共感しました。
他の作品も楽しみにしてます。がんばってください!
あ、余談ながら、
一縁「あーあ、茜今日認欠でいないし、さっきまで雨降ってたから足元めっちゃ悪いし。」
の部分の茜は結菜ですよね??
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