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おとうさん死んじゃった（笑）・・・みたいな

おとうさん死んじゃった（笑）・・・みたいな？

さやか・・・女
マネージャー・・・男
オヤジ・・・男
妹・・・女
残念な彼氏・・・男

（さやかの部屋）
さやかが菊の花をかかえて入ってくる

さやか：デートたのしかったあ。帰りにサプライズで花束ももらっちゃったしい。
　　　　なぜか菊の花だけど・・・まあ、そういうとこが彼っぽいんだけど。
　　　　明日はどこ連れてってくれるんだろう？

　　　ドアをたたく音

さやか：誰だろう？は！もしかして彼！？

　　　ドアを開ける

さやか：どちらさまでしょうか？あ！
オヤジ：おう。
さやか：ちっ！なんだよ。オヤジかよ。何の用？

オヤジと妹が入ってくる

オヤジ：何だは無いだろう？
　　　　いいじゃないかたまにはお前のアパートに顔出したって・・・
　　　　おい！無言でドアを閉めようとするな！

　　　必死で閉めるさやか

オヤジ：おいおい！閉めるな！ちゃんと用はある！用はあるぞー。
妹：そうだよ。おねえちゃん。ちゃんと用あるから！

　　　仕方なくドアを開ける

さやか：それで何よ？用事って。
オヤジ：父さん・・・旅行先で画家に絵を書いてもらいました！ハイ！拍手！

　　　妹拍手

オヤジ：いや、拍手してよ。

　　　さやか無言で閉める

オヤジ：おい！閉めるなって。それでこれをお前にやろうと思ってな。
妹：空けたげて。空けたげて。
さやか：（食い気味に）いらない。
オヤジ：これをお前・・・
さやか：（食い気味に）いらないし。
オヤジ：これを・・・
さやか：（食い気味に）だから、いらないし。
オヤジ：・・・
さやか：（食い気味に）だから、いらないし。
妹：何も言ってないし。

　　　オヤジが部屋に絵を投げ入れる

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