(仮)歴史ボランティア

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初演日:0/0 作者:久船充

「(仮)歴史ボランティア」

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ナポレオン
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桜(ミツキの友人) ジョゼフィーヌとあわせて演じても平気











      舞台上にナポレオンとミツキ、机を挟んで座っている。
      ナポレオンは新聞を、ミツキは教科書を広げている。

  ミツキ「えーと、国民議会、立法議会、国民公会の後に総裁政府。フランス革命の始まった年が1789年、イ
ーナヤックンと覚えよう……」

      ナポレオン、黙々と新聞を眺める

  ミツキ「ええっとテルミドールの暴動があって、ブリュメールのクーデター。あーもうややっこしいなあ」

      ナポレオン、立ち上がる

ナポレオン「ノン、ノンノン。歴史は覚えるものじゃない、感じるんだ」
  ミツキ「自称ナポレオンは黙ってなさいよ」
ナポレオン「自称ではないと言っているだろう。物分りが悪いな、ジパングの学生は」
  ミツキ「大体、何でフランス人のナポレオンが日本語喋ってるのよ。そこが怪しいじゃない」
ナポレオン「その謎は簡単に解ける。私が幽霊であるからだ」
  ミツキ「その幽霊ってのが、一番非現実的なんでしょ」
ナポレオン「この間霊界であったフロイト君は全ては無意識の産物と言っていたよ」
  ミツキ「わけ解らないわよ」
ナポレオン「駄目な小娘だ。勉強も進まないようだし」
  ミツキ「小娘呼ばわりしないでくれる? 自称ナポレオン」
ナポレオン「五月蝿い小娘だ。自称ではないと言っているだろう。失礼な小娘だな」
  ミツキ「だから、小娘って呼ぶな。ナポレオンって自称つけずに呼ぶから」
ナポレオン「いい心がけだ。して、名は何と言う?」
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ナポレオン「美しい月と書くのか?良い名だな」
  ミツキ「残念でした。果実の実に月です」
ナポレオン「なるほど、失礼した。これからはそなたの事をフリュクティドールと呼ぶことにしよう」
  ミツキ「なんで?!」
ナポレオン「そなた、フランス革命について勉強していたのではなかったのか?」
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ナポレオン「まだまだ勉強不足だな」
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ナポレオン「共和暦だ。実月はフリュクティドール」
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ナポレオン「私もそう思っていたところだ。ミツキと呼ばしていただこう」
  ミツキ「是非そうして」
ナポレオン「して、私の偉業は二百年たっても学ばれているのか。良い事だ」
  ミツキ「好きで勉強してるんじゃないわよ。世界史なんて暗記ばっかりでやってらんないし」
ナポレオン「歴史は覚えるんじゃない。感じるんだ」
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ナポレオン「しょうがない。革命の申し子と呼ばれたこの私が直々に私の一生を語ってやろう」
  ミツキ「ナポレオンってあれじゃん。権力手に入れたら暴走して滅んだ自滅型支配者」
ナポレオン「……ミツキ。今私の心はかなり傷ついたぞ」
  ミツキ「だって事実じゃない」
ナポレオン「事実と真実はつねに異なるものなのだよ」
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