ヨッシー先生さようなら ver.2
ヨッシ−先生さようならver.2 中島清志 作
〔上演時間〕たぶん50分程度
〔キャスト〕 ♂1人 ♀3人
♀ キムラカスミ(セイトク女子高校3年B組)
♀ イイダアスカ(セイトク女子高校3年B組)
♀ ノムラナツキ(セイトク女子高校3年B組)
♂ ヨシダヨシオ(セイトク女子高校3年B組臨時担任)
開幕 セイトク女子高校3年B組の教室 すぐ外には花壇が見える 室内には、カスミが座っている カスミは窓際でただぼうっと外を眺めている アスカ入って来る
アスカ「お早う。」
カスミ「お早う。」
アスカ「カスミじゃない、お久しぶり。もう学校に出て来てもいいの?」
カスミ「ま、まあね。」
ナツキ入って来る
ナツキ「オッハ−。」
アスカ「それ、異常に古いって。」
ナツキ「いいじゃん、そういう気分なんだから・・・」
ナツキ、カスミを見ると駆け寄って
ナツキ「キャ−!カスミじゃん。おひさ−。元気だった−?」
アスカ「元気なわけないでしょ。入院してたのに。」
カスミ「もうだいぶ良くなったから・・・」
ナツキ「とにかく、元気になって、良かった良かった!」
カスミ「ちょっとトイレ行って来る・・・」
カスミ出て行く
ナツキ「あ−、疲れた−。」
アスカ「何で疲れるのよ。」
ナツキ「何か気い使っちゃってさあ。」
アスカ「あれで?」
ナツキ「そうよ。なるべく明るく接してあげなきゃって、これでも気を使ってるんだから。」
アスカ「あれじゃわざとらしいよ。」
ナツキ「そうかなあ?」
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