アガサ・クリスティによろしく
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藤沢 ある私立探偵、厚木開成の助手、藤沢大和の日記より
九月十日、晴れ。今日は色々な事があった。その始まりは
ちょうど僕が先生に買い物を言いつけられ、出掛けている最中のことだった
アガサ・クリスティによろしく
厚木 開成 (あつぎ かいせい) 探偵
藤沢 大和 (ふじさわ やまと) 厚木の助手
秦野 綾瀬 (はだの あやせ) 依頼人
松田 依頼人
三浦 依頼人
事務所内 厚木が一人で椅子に座っている
椅子はキャスターが付いていて滑らかに動くやつ
他に、机、戸棚、テーブル、椅子
厚木 あー、しんどい
体調が悪そう
厚木 机の上の薬瓶を手に取る
厚木 きかないなぁ
厚木 自分の額に手を当ててみる
厚木 あー、駄目だ。本格的だな
厚木 ぐったりする
間
電話がなる
厚木 うわ、ウゼェ。電話とか鳴るなよ、鳴っちゃうなよ
電話鳴り続ける
厚木 しかたない
厚木 電話を取る
厚木 メモを取りながら
厚木 はい、厚木探偵事務所。はい、そうですけど、はい、ええ、わかりました。あ、あの名前と
住所だけお願いします。はい、秦野さん、はいはい、津久井町３の……。はい、では後ほど
電話切る
厚木 マズイ。アレあったかな
厚木 体温計を探し始める
藤沢 色々荷物をもって登場
藤沢 今帰りました
厚木 あ、ちょうどよかった
藤沢 なんですか
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