その他
舞台演出よりも、言葉の応酬が中心となる脚本です。場面転換が多いため、上演時は、照明や音響、立ち位置などで少し工夫しました。
学生の時分に執筆したものですので、設定はベタですし、全体的に青い印象です。ただ、分かりやすいストーリーで、登場人物に共感もしやすいと思います。
「自殺」という話題を扱っていますが、キャラクタに誰でも感情移入できるよう、動機はあえて深刻でないものに設定しています。「自殺はいけないことだ」という説教臭さは排除するように考慮しています。人間ドラマとして、楽しんでいただければと存じます。
※本作品の原型を校内で上演したのち、大会用に、「あの日から/その日まで」という題で60分ものとして改めて執筆しました。本作品だけで、独立した物語としてお読みいただけます。