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慧

　　　　　　　　　慧（ケイ）
スぺサン（考案）　杉本　　　　　　　　　纐纈

※イメージは部室でわちゃわちゃしてる時みたいな、いろんな会話が同時進行してるみたいなニュアンスでやってほしい

A…日村　明（ヒムラ　アカリ）。女。バカ。
B…木下　彗梨（キノシタ　エリ）。女。新入生。
C…金田　恒（カネダ　チカ）。女。自由人。
D…天野　星伍（アマノ　セイゴ）。男。助教授。

１．St
｛多分部室想定して書いてる。舞台上にはA,B,C。｝
A　何代か前の先輩がね、なんかの方法を使ってお願いごとを流れ星に3回言うことが出来たの。そしたら、そのお願いがほんとに叶っちゃったの。
B　へぇ
A　注目したいのはその後！その先輩はね、その方法を一人の親友に伝えたんだ。その親友も先輩と同じ方法で願いを3回言うことに成功。流れ星に願いを叶えてもらった。その親友も自身の友達にその方法を話した。2回の成功例を出したこの方法はどんどん生徒たちの間に広まった。わが校の伝説の一つに「流れ星伝説」というものが生まれたのはこういうわけなんだよ。
B　すてきですね
A　だからね、安心してこの由緒正しき我が部に入るといいよ！ね、ね！
A　大丈夫　何にも難しいことないよ　もうここまで書いてあるから　あとはBちゃんがここに自分の名前を書いてくれたらいいの
B　あの
A　はい、これペンね。はい、どうぞ。
B　あぁ
〈B自分の名前を書く〉
A　しゃぁぁFuuuuuu！
C　うるさい
A　いったっ　（声にならないうめき）
C　叫ぶな
A　めっちゃいたい　え　まって今何で叩いた？
C　ようこそ
A　ちょっCさん？それ結構重い部類の本ではなくて？
A　今どきの教科書は登下校で子どもたちが肩をいわすくらいなんでしてよ
C　この人基本無視でいいから、ちょっと頭のねじ50本くらい足りてなくて
A　んー新手のいじめかなぁ
B　はぁ
A　大体、なんでCはそんなすぐ手が出るの？もー。このコミュ障ばばあ。
〈C本を音を立てて閉じる。Aびびる〉
B　あの
A　なあに！
B　ひぃ
C　やめたれ
B　先輩方はお名前何て言うんですか？
A　あれ？言ってなかったっけ
C　名前くらい紹介しとけよ
〈Aうるさくて大げさで長い咳　姿勢を正す（Aにとってかっこいいであろう姿勢）〉
C　このバカはA。
〈Aまだ姿勢を正している〉
C　バカだ。
C　私はC。○○学科2年
B　初めまして□□学科1年のBです。
A　私の名前は
C　まぁ、来れる程度で参加してくれたらいいから
B　部員はお二人だけなんですか？
C　あぁ、う…
A　私の名前は！
C　だぁぁもう！うるさいってば
A　なんで自己紹介させてくれないの！
C　もうそのフェーズは終わったってば
A　えぇぇぇいつの間に
C　お前の前でやってただろうが
A　なんでやっちゃうのぉぉ
C　お前がわけわからんダンスやり始めたからだバカ

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