えりかと宇宙一の魔法

(えりかとうちゅういちのまほう)
初演日:0/0 作者:Smile
   題名:えりかと宇宙一の魔法
   作者:Smile(すみれ)
 ---------------------------------------------
 著作権について
 ・本ページで公開されている作品の著作権をはじめとするすべての権利は
  全て作者が保有いたします。
 ・このページからダウンロードできる脚本は全て無料で読んでいただいて
  結構です。ただし、舞台等で御利用の際は、作者からの上演許可を取っ
  ていただくようお願いいたします。
 ・必要に応じての改編等も、作者への許可の上行って下さい。
 ・著作権料が発生する場合、指定された額を作者へ送金を忘ないように
  お願いいたします。本作品おける著作権料は、下記に示す通りです。

 ---------------------------------------------
  小学校、中学校、高校、その他学生の無料公演・・無料
  アマチュア劇団の公演、学生の有料公演・・・・・5000円
  プロの劇団の公演・・・・・・・・・・・・・・・全チケット収入の1割
    (全チケット収入の一割が5000円に満たない場合は5000円)

    [2]の場合、公演の2週間前までに、
    [3]の場合、公演後2週間以内にお支払いください。
 ---------------------------------------------

登場人物紹介

・えりか…素直で優しく感受性が豊かで上品なお嬢様。実はその正体は…

・紋音(あやね)…えりかの友達。秀才でリーダーシップがある。

・小雪(こゆき)…えりかの友達。天然ボケ。

・あきら…えりかの友達。僕っ子で大雑把。

・爺や…えりかのお付きの人。スーツを着てる。

・親衛隊員A、B、C、D、E…えりかの熱狂的ファンで女子の親衛隊。
               5人とも、えりかに対して興奮的で騒がしい。

・先生…えりか達のクラスの担任の女性教師。

・車掌…魔法の汽車の男性の車掌さん。

・織姫…途中の駅から魔法の汽車に乗り込んだ女性。

・大魔王…悪役。遠隔で攻撃したり拘束する魔法を得意とする。
     しかし彼の正体と過去が重苦しいモノだった…

 ---------------------------------------------


〜第1幕〜

汽笛の効果音。
汽車がレールを走り出す効果音を流し続け、次第に音量を下げると同時に、
明転。
汽車の車両の中。
汽車の車両の席は、下手から、
車掌→爺やと先生→空席→えりかとあきら→紋音と小雪→隊員Aと隊員B→隊員Cと隊員D→隊員E→がや
となっている。
先生が下手側に立って、
えりかと紋音と小雪とあきらと親衛隊5人とがやの生徒達を指示してる。

先生「皆さーん!先生の話をよく聞いて下さい!
   月に着いた後の1時間は自由行動です。
   1時間が経ったら、必ず!月面駅に集合して下さい。
   そして、月の住人達に迷惑をかけないこと。
   月の住人達から話を聞いて、月の文化について学びましょう。
   聞き流すだけでなく、ちゃんと持って来たノートにメモすること。
   では、ルールを守って、修学旅行を楽しんで下さい!」

生徒達「はい!」

先生は自分の席に座る。
車掌は、車掌席から立ち上がり、マイクでアナウンスをする。

車掌「皆様。この度は、
   空飛ぶ魔法の汽車“トゥインクルエクスプレス”にご乗車いただき、
   誠にありがとうございます。
   それでは、これからの素敵な旅をお過ごし下さい。」

車掌は、車掌席に座る。
生徒達がはしゃいだり、お喋りしたり、車窓の外の景色を眺めたりする。
車窓に手を付く小雪が騒ぐ。

小雪「すご〜〜〜〜〜い!!!飛んでる〜〜〜〜〜!!!」

紋音「あたし達、本当に空飛ぶ魔法の汽車に乗ってるのね!」

小雪「あ!!!見て!!地球だ〜〜〜!!!」

紋音「本当だ!青くて綺麗…」

紋音は次のセリフを言いながら、下手側の前に向き直る。

紋音「あー!わくわくする!
   魔法の汽車に乗って宇宙を旅する…
   こんなに素敵な修学旅行は、あたし達の学校だけだよ!
   ね!小雪ちゃん!」

小雪「うん!頑張ってお受験した甲斐があったよ〜!!
   でも小雪は、紋音ちゃんほどの成績はないけどね…
   紋音ちゃんは頭よくていいな〜」

紋音「そう?ありがとう!」

あきら「ふあーあ…眠い…」

えりかは手で口を抑えて笑う。

えりか「うふふ。皆さん、はりきってますわね。」

親衛隊員A、B、C、D、E「きゃーーーーーーーーーー!!!
              えりか様ーーーーーーーーーー!!!」

あきら「うるさ…」

親衛隊員A「えりか様の知性溢れるそのお言葉!」

親衛隊員B「えりか様のお上品な立ち振る舞い!」

親衛隊員C「えりか様の気品溢れるそのお姿!」

親衛隊員D「えりか様の可憐で麗しいお顔立ち!」

親衛隊員E「えりか様のおしとやかで高貴な性格!」

親衛隊員A「えりか様と同じ学校に通えてよかった!」

親衛隊員A、B、C、D、E「幸せ〜…」

あきら「誰か、あいつらを黙らせてくれないか?」

親衛隊員A、B、C、D、E「無理ーーーーー!!」

あきら「……聞いてたのかよ…
    つーかお前らいきなり何だよ!?」

親衛隊員5人は、席から立ち上がって、ズラッと横の列に並ぶ。

親衛隊員A、B、C「わたし達は!!」

親衛隊員D、E「えりか様の!!」

親衛隊員A、B、C、D、E「親衛隊です!!!」

すぐ上↑の5人揃えて言うセリフと同時に親衛隊員5人が仁王立ちする。

あきら「は…はぁ…」

親衛隊員5人は、えりかとあきらの席に駆けつける。

あきら「うわっ!!来るなよ!!」

親衛隊員A「だってえりか様は素晴らしいお方ですもの!
      えりか様の長く美しいウェーブの黒髪…
      触ってもいいですか?」

えりか「ええ。いいわよ。」

親衛隊員B「あー!ずるーい!」

親衛隊員C「わたしも!わたしも!」

親衛隊員D「ちょっと、わたしが先よ!」

親衛隊員E「わたしだよ!」

するとその時!
大魔王は、裏方でエコーが強く効いたマイクを使って、セリフを言う。

大魔王『ふははははははは!!』

汽車の車両にいる人全員が驚く。

紋音「な…何…!?」

あきら「誰だ!!隠れてないで出て来い!!」

大魔王『我は大魔王。
    ガキどもの修学旅行をぶち壊して、
    二度と地球に帰れなくしてやる!!!』

ガタン!と言う大きくて硬い物がぶつかるような効果音と共に、
照明が点滅する。
小雪と親衛隊員5人とがやが怯え、悲鳴を上げる。
先生が立ち上がる。
元の普通の照明に戻す。

先生「皆さん!落ち着いて下さい!」

あきら「僕がお前との勝負に挑んでやるよ!!」

大魔王『威勢がいい少女が1人おるな…
    だが、そういられるのも今の内だぞ!
    ふはははははは!!』

シーン…と沈黙。
ただ、汽車が走る時の効果音だけが小さく響く。

紋音「な…何だったんだ…今の…」

小雪「はー!!怖かったよ〜!!」

小雪は紋音に抱きつく。

紋音「よしよし。」

紋音は小雪の頭を撫でる。

あきら「何だぁ?あいつ。威張ってるだけじゃないか。
    僕がぶっ飛ばしてやるよ!!」

えりか「…………」

あきら「えりか、どうかしたか?」

えりか「あっ…あきらちゃん…
    いえ、何でもありませんわ。」

あきら「そうか?」

車掌は、車掌席から立ち上がり、マイクでアナウンスをする。

車掌「まもなく、月面駅。月面駅です。
   お降りの方は、お忘れ物にご注意下さい。」

汽車が走る時の効果音を止めると同時に、
暗転。
宇宙を思わせる壮大なイメージのBGMに流す。
汽車の車両のセットを片づけて、
月面のセットを用意する。


〜第2幕〜

汽車が走って、止まるシューっと言う効果音。
明転。
えりかと紋音と小雪とあきらが下手から出て来る。
小雪だけスキップして、セリフと同時にジャンプする。

小雪「到着〜!!」

紋音「ここが月かー!」

あきら「思ったより灰色がかってるな。

面白いと思ったら、続きは全文ダウンロードで!
御利用機種 Windows Macintosh
E-mail
E-mail送付希望の方は、アドレス御記入ください。


ホーム