今日も俺は…
今日も俺は…         
  ハルキ  (名前は実際のキャストの名前を使ってみてください)
  アキ   
  
  ハルキが立っている。そばにはイスと机がある。
  
  ハルキ「キタムラ ハルキです。ど、読書が趣味です。1年間よろしくお願いします。」
  
  ハルキ椅子に座る
  
  ハルキ「はぁ…緊張したぁ…みんな堂々とできて凄いなぁ。僕にはそんなことできないよ」
  
  授業終了のチャイム音
  
  ハルキ「あ、授業終わりだ…やることないし、帰ろう…」
  
  アキ「ねぇ!」
  
  ハルキ「うわっ!びっくりした…」
  
  アキ「部活決まってないよね?演劇部一緒にどう!?!?」
  
  ハルキ「えっ…あ、いや、その…」
  
  アキ「え?なんてった?」
  
  ハルキ「ぼ、ぼく用事あるから!!」
  
  ハルキ立ち去る
  
  アキ「あ、行っちゃった…無理やりすぎたかな…。まぁいいや、部活いこっと」
  
  アキも立ち去る
  
  舞台暗くなってハルキの部屋
  机といすはそのまま少し工夫して同じセットにならないように(布掛けるとか)
  ハルキ帰ってきて電気付ける。照明も付く
  
  ハルキ「はぁ…急に話しかけられたからびっくりしたよ…しかもあの子が知ってるのか知らないけど僕が興味あった演劇部だし…でも、こんな根暗で目立たない僕が入ったってしょうがないよな。あの子…ナツメさんみたいな子はいいよな。明るそうだし、はきはきしてるし…はぁ、日記なんて書いたっけ?」
  
  机からノート出して読む
  日記の内容のセリフは喋るか録音した物を流す。
  
  ハルキ「●月×日晴れ 今日は自己紹介をたくさんした。僕はハキハキと自己紹介をし、クラス委員長に選ばれた。色んな人に声をかけられて、みんな笑顔だった。福祉科だから、男子は少なかったけど、みんな優しいし、仲良くできそうだ。部活動紹介は一週間後にあるらしいが気になる人はどの部活も見学OKらしいので、今日はいけなかったけど、明日、演劇部見てみようかな。」
  
  ノートを一回閉じる
  
  ハルキ「…全然あってない。結局どれも実行できなかった。はぁ…こんな日記意味あるのかな。
  …まぁいいや、かこっと…」
  
  ペンと取り出しハルキ日記を書いている。次第に照明が消え
  授業のチャイム音
  
  ハルキ「ふーやっぱ高校に入ると授業難しくなるなぁ。福祉科選んだの間違いだったかな…」
  
  アキ「あ、ねぇキタムラくん!部活のことなんだけど…」
  
  ハルキ「あ…ナツメさん…ごめんだけど、僕部活はやらないことにしてるから…他の人あたってくれる?ごめんね」
  
  アキ「えー!キタムラくんそれはもったいないよ!」
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