『陶芸家の恋』

(とうげいかのこい)
初演日:2015/8 作者:岡野 陽平(四次元STAGE)
一人芝居『陶芸家の恋』20150623


陶器は、お茶には湯飲み、ご飯には茶碗、うどんや蕎麦にはどんぶり、角皿は焼き魚やお刺身に使うし、小鉢もイイ。
中華料理も大抵は陶器です。けれど、正確には「磁器」ですから、ここでは別として。

ガラスは日本人にとっては用途が少ないように思われがちですが、ワインや洋酒にグラスを使うだけではなく、器にアイスクリームやかき氷を入れても涼しげでイイし、ケーキや果物を乗せても綺麗だ。ムニエルやステーキなどのメインをガラスのプレートに乗せたらオシャレですね。

陶器とガラス。
みなさんはどちらが好きですか?
普段はどっちを多く使いますか?

例えばあなたが新婚で、両親から、あるいは親戚から「食器を一式買い揃えてあげよう」と言われたとします。「陶器でもガラスでも、好きな食器を選びなさい」と。
どっちを選びますか? もちろんだんなや奥さんと相談してもらって構いませんがね。

■観客に順に尋ねていく。
あなたは? あなたは? あなたは?
■回答には特にリアクションを見せず。ガラスが出るまで続ける。
なるほど。

僕は、陶芸家です。
みなさん、僕が陶芸家だということはお察しだと思いますので、
まさか『ガラス』と答える人がいるとは思いませんでしたが。


僕が作る陶器は、「一井戸、二楽、三唐津」と呼ばれる唐津焼。
西日本では陶磁器全般を指す意味で「唐津物」と言いますが、
・・・東日本の感覚で言うと「瀬戸物」ですね。

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