赤い靴

-夏のホラー短編-

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初演日:0/0 作者:結衣
赤い靴


アオイ 中高生くらい
朱音 10歳くらいの子供
アオイの友人 中高生くらい
男 30代半ばくらい

♩赤い靴はいてた女の子

少女と男性が手を繋いで歩いていく後ろ姿を見せる

舞台は港近くの公園、ベンチが一つだけ置いてある
夕暮れ時、人はほとんどいない
時折カラスの鳴き声
そのベンチに座り、泣いている朱音
そこを通りかかるアオイ

朱音「……うぅ……」
アオイ「……わ、どうしたの、君……迷子…!?」
朱音「(アオイを見てさらに)うわぁ〜〜ん異人さんにつれてかれる〜〜」
アオイ「な、泣かないで! 異人さんじゃないから! ね!?」
朱音「……おかぁさぁ〜〜ん」
アオイ「わ、わ……どうしよう…えっと、あのじゃあこれ! さっき買った豚まんあげるよ!」
朱音「…………?」
アオイ「おいしいよ〜! 泣く子も黙る豚まんだよ〜!」
朱音「……(豚まんを受け取る)」
アオイ「おっ……」
朱音「(食べる)」
アオイ「よ…かったぁ…。はぁ、今日の夕飯は無しになっちゃったけど。…おいしい?」
朱音「…(こくんと勢いよく頷く)」
アオイ「そっかぁ、よかった…。でも、一人じゃ危ないよ。ほら、赤い靴はいてた女の子みたいに、連れてかれちゃうよ」

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