螺子式恋論理
登場人物
・長田……真面目なバカ。だいたいこいつのせい。常に無表情で、感情表現は声の大小しかない。

・藤野……イケメンギタリスト。友達になりたくないタイプ。

・坂井……超テンションJK。いかに恥じらいを捨てるかが演じるポイント。


必要なもの
・机と椅子 二組
・ホワイトボード
・マーカー
・藤野のエレキギター
・床に落ちてるネジ


以下本文

(長田と藤野が椅子に座っている。後ろにホワイトボードがある。藤野はギターを弾いている)

長田 「……なあ藤野、俺の話を聞いてくれ」

藤野 「何? 長田が突然そんなこと言うなんて気持ち悪い」

長田 「もしかしたら俺は……恋をしているかもしれない」

藤野 「……は?」

長田 「そうだ、俺はきっと恋をしているんだ」

藤野 「えっと……頭のネジでもどっかに落としてきた?」

長田 「俺はきっと恋をしているんだ!」

藤野 「うるせぇよ! それは分かったよ! ……はぁ、で? 何? 『恋をしている』? 寝言は寝て言ってくれると助かるんだけど」

長田 「俺は寝言なんて言ったことはない。俺は本当に恋をしている」

藤野 「……そう思う根拠は?」

長田 「そうだな……。まず、最近胸の辺りが熱いんだ」

藤野 「へー」

長田 「それに、なんだか今までより世界が輝いて見える」

藤野 「そっかそっかー」

長田 「そして俺はどこかで聞いたことがある……。人は恋をすると、そういう状態になることがあると」

藤野 「うんうん」

長田 「つまり俺は恋をしている!」

藤野 「……これは……もう面倒だからほっといていいかなぁ……」

長田 「そうだ藤野、お前には恋人はいないのか」

藤野 「え、僕? 僕には別に……。まあ、強いて言うならギターが恋人みたいなものだけど」

1/5

面白いと思ったら、続きは全文ダウンロードで!
御利用機種 Windows Macintosh E-mail
E-mail送付希望の方は、アドレス御記入ください。

ホーム