それも人生だって!

〜受験に落ちた君へ〜

()
初演日:0/0 作者:古川
―ー音:寂しげな音楽。
   
   ★ビルの屋上で主人公が黄昏ている。
   
   主人公:はあ.......。
   ★思いつめたような表情。
   主人公:あんなに頑張ったのに…大学落ちちゃったな....。
   ★着信の音。ズボンからスマホを取り出す。
   主人公:母さん…。僕が家に帰らないから、心配してるんだ。
   ★出ようかためらうが、着信を消す。
   主人公:帰れるわけないよな。絶対に受かるって言っちゃって、このざまだ。
   ★スマホが鳴る。
   主人公:今度は塾の高島先生。あんなに親身になってくれたのに、合わせる顔もないよ。
   ★着信を消す。
   主人公:あーあ。俺って、本当駄目な人間だなあ。
   ★少しフェンスから身を乗り出す仕草。
   
   ―ー変な男が2人現れる。
   
   謎の男1:ちょっっとーーーーーっっ!
   謎の男2:まったああああーーーー!
   主人公:!!!???
   ★主人公、驚いて後ずさる。
   謎の男1:そんな簡単に命を捨てちゃいけません!!!!【ビンタする】
   主人公:ぎゃー!ふつうに痛い!
   謎の男2:大丈夫ですか!何されたんですか!
   主人公:あんたの仲間にやられたんだよ!
   謎の男1:良かった…あと数分遅かったら…良かった…!
   主人公:全然よくないんですけど!なっなんですか、あなたたち!
   謎の男1:はっ!これは失礼。私は―ーー受験に落ちた若者を励ます会、会長の山本です!
   謎の男2:同じく副会長の中島です!
   主人公:じゅ、受験におちた若者を励ます会…?
   会長:思い当たる節があるだろう。まさに、まさに、君のことさ!
   主人公:くそっ、普通に傷口えぐってきやがる。
   副会長:そんなことより。あなた…朝から家に帰っていないそうですね…。
   主人公:なんでそれを…
   副会長:それは…あなたのことを心配している人から私達は派遣されたからですよ。
   主人公:心配している人......まさか母さん....!?
   会長:このビルの清掃員のおばちゃんです!
   ★指をさした方向に、清掃員のおばちゃんが主人公を心配そうに見ている。
   主人公:........誰だよ!
   おばちゃん:あの男の子、ずっとこの屋上にいたままで…きっと何か思いつめているんだよ!

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