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恋ごころの起爆剤

〜家康の戦略とは〜

恋ごころの起爆剤（家康の戦略とは…）

※あちこちに散りばめられた伏線を最後で一気に回収。しかもどんでん返し。ぜひ最後までじっくりとお読みください。

※固有名詞のパロディー（？）がちょこちょこ出てきますが、ツマラナイと思ったら適当に変更して下さい。

※長ゼリフが多いです。《右端で折り返す》やワープロ等を活用してお読みください。

登場人物（８人〜１２人）

　メグミ：明るくボーイッシュでクラスの人気者

　ユウスケ：マイペース系

　シンイチ：優しい系

　ケンジ：頭脳派

　カズオ：イイ奴だがドジ

　松井先生（松っちゃん）：穏やか系（国語科）

　梅沢先生（ウメボシ）：体育会系（社会科）

　メグミの母：声のみ（代役、省略、可）

　女子１〜３：イマドキ女子（チョイ役。減らすことも可）

ーーーメグミの家の玄関前〜通学路（緞前か、花道、客席などで）

（オープニングＢＧＭ）

　母：メグミ〜そろそろ行かないと遅くなるわよ。はい、お弁当。車に気を付けてね。いってらっしゃ〜い。（影マイク）

　メグミ：（下手から出てくる。ラケットを持っている）いってきま〜す。（先を歩いているユウスケを見つけて）あ、おはようユウスケ。

　ユウスケ：（ラケットを持っている）おぅ、早いな。気合入ってるじゃん。やっぱり県大会出場が決まった人は違うね〜。

　メグミ：ケッ、イヤミなやつ！（気を取り直して）ね、一緒に行こ？

　ユウスケ：いや、遠慮するよ。

　メグミ：いいじゃん、幼なじみなんだから…（ユウスケの腕をとる）

　ユウスケ：（振り払って）なんだよ…

　メグミ：なによ、そんなに私のこと、キライ？

　ユウスケ：いや…どちらかと言ったら好きだけど…。（わざとらしく）なにせ幼なじみだからな。…でも、ヘンなうわさされてもイヤじゃん？　お互いに…

　メグミ：（不満そうに）あ、そ…

　ユウスケ：じゃ、先行くよ〜。（上手にはける）

　シンイチ：（下手から出てくる）おはようメグミ。今の…ユウスケ？

　メグミ：（うなずいて）うん、おはよう。…はぁ…（ためいきをつく）

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