雨のシズク 〜雨宮レインの秘密〜

(アメノシズク 〜アマミヤレインノヒミツ〜)
初演日:0/0 作者:yue
   題名:雨のシズク 〜雨宮レインの秘密〜
   作者:yue
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CAST

・川端順人…本作の主人公。常に眼鏡をかけている。
      (読みは“かわばたじゅんと”と読みます。)

・雨宮レイン…順人の前に突如現れた謎の少女。
       (名字の読みは“あまみや”と読みます。)
       極度の雨女で、一緒にいる人も悪い天候に巻き込まれる。
       そんな彼女の正体は…

・晴美…順人の幼馴染で彼に想いを寄せていて、レインが気に入らない。
    でも本当は仲間思いで朗らか。

・朱実…晴美の友人。(読みは“あけみ”と読みます。)

・めぐみ…〃

・仁…順人の友人の一人で博識。(読みは“じん”と読みます。)

・達也…順人の友人の一人。

・先生…順人らの担任。男女どちらでもOK。

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〜第一幕〜

雨が降ってる効果音。
最初はぽつぽつと降りつつも段々とザーッと降ってくる。
青い照明で明転。
順人は傘を忘れたのか、カバンを頭にかぶせて上手から走って出てくる。


順人「はぁ…くそ…!
   遅刻な上に傘も忘れちまって…」


突然レインコートに裸足のレインが上手から走って転ぶ。


順人「お…おい!」


順人、レインに駆け寄る。


順人「大丈夫か!?」


レインは順人の顔を不思議そうに見る。
起き上がろうとするが片足を痛める。


順人「膝…すりむいてるじゃないか!
   なぁ、何をそんなに急いでるんだ?」

レイン「……追いかけられてるの…」

順人「え?」


レインが上手側を指さすと、順人もそっちの方を見る。


順人「…誰もいないぞ?」

レイン「でも…いたの…変な男の人…
    小さい機械…手に持って…
    連絡教えてよって…
    しつこく…つきまとわれて…」

順人「もしかして…ナンパにあったのか?
   …ふっ、あっははは!
   なーんだ、そんなことか!ははは…」


レイン、震えて順人の服にしがみつく。
順人はドキッとしたのか動揺する。


順人「お…お前…そんなに怖いのか?」


レインは黙ってうなづく。


レイン「何故、あなたは私のことが見えるの?」

順人「…は?」

レイン「私は…人間の目には見えないはず……あれ?」

順人「な、なんだ?どういうことだ?
   と、とにかく!そんな格好で居続けると風邪ひくぞ!
   家に帰ったらどうだ?」

レイン「帰る場所…?そんなのない…
    私…ここがどこなのかも分からない…」

順人「……〜〜〜んあぁ!!
   俺急いでるんだ!取り敢えずお前も来い!」


順人、レインの手を引いて下手へ走り去る。


暗転。
学校の教室のセットをする。
その間レインは急いで制服に着替える。


〜第二幕〜

明転。
晴美、朱実、めぐみ、仁、達也が教室にいる。
ガヤが何人かいる(が、人手が足りない場合はいなくてもいい)。
ガラッと教室の引き戸を開ける効果音の後、
順人が急いで上手へ。


順人「セーーーーーーーフ!!!
   …でもないか!充分間に合ってるじゃんか!!」

晴美「ちょっと順人!!!」

順人「何だよ、うっせーな…」

晴美「私見たんだからね!?他の女連れてるとこ!」

順人「ち、違う、そういう関係じゃなくて…」

晴美「じゃあなに」

順人「あの子は…」

晴美「あの子!?」

順人「……あいつは…一人で道に迷って困ってたみたいなんだ…
   放置するわけにもいかないし…
   保健室の先生が見てくれてるよ。」


晴美、気に入らないような表情をして腕を組む。
ガラッと教室の引き戸を開ける効果音の後、
レインが上手から入って来る。


レイン「あ、あの…さっきはありがとう!」

順人「あ!?お前!その制服…!」

晴美「えぇ!?どういうことよ順人!」

レイン「この建物にいる女の子達の服をコピーした。」

順人「はぁ!?コピー!?!?」

晴美「ねぇ!聞いてるの!?順人!!」


周りがざわざわしてる中、順人のもとに歩み寄る。


順人「何で勝手に入ってくんだよ!?
   それと手当ては?」

レイン「終わった」

順人「終わったって…あのなぁ…
   保健室にいればよかったのに…」

レイン「保健室?」

順人「さっきあんたがいた場所だよ」

レイン「何度も探し回った。お礼したかったから。…えーっと」

順人「あぁ、俺は川端順人っていうんだ。お前は?」

レイン「ん…?分かんない…」

順人「えっ、え?」

レイン「名前…分かんない…」

順人「おいおい、どうすんだよ!?
   自分の名前も分かんないんじゃあ…
   ……あ!そうだ!俺がこの場での名前を思いついたぞ!
   お前の名前は“雨宮レイン”だ!
   雨で出会ったし、レインコート着てたからだ!」

レイン「レイン…?」

順人「ああ!よろしくな!レイン!」

レイン「レイン…雨宮レイン…
    素敵!とっても気に入った!
    ありがとう、順人!」

晴美「な…何なのこの子…」


レイン、順人に近づこうと手を出すが、
晴美がレインにばしっ!と払いのける。


晴美「私の順人に気安く触らないでよ!」


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