蒼空の彼方

(そらのかなた)
初演日:0/0 作者:彗月あずさ
[ 脚本  蒼空の彼方 ]
『蒼空の彼方』


《登場人物》

・桃
   冷静沈着で、常に真顔。判断力に長けている。自由すぎる春を気にしている。怒ると男性口調になり、とても怖い。

・春
   常に笑顔で天真爛漫。自由人で行動が読めないだけど、その行動にはなにか理由が・・・・?

・ズホラ
   面倒くさがりで、インドア派な熾天使。皆には『ズボラ』としょっちゅう言われている。自分の目的の為ならばと、問題を起こすことが多々ある。

・グレース
   世界を創った神様。普段は温厚(顔は怖い)だが、ひとたび天界や地上の秩序が乱れれば冷徹に、残酷な判断を下すことも。真の姿は龍。一定時間が経てば元に戻る

・フラワー
   心優しき天界の女神で、グレースの妻。
   時折破天荒な行動を起こすズホラと厳格なグレース、元気が有り余っている春を心配している。何故か京都弁。
   曾祖母がメデューサ。曽祖父と祖母、母がエルフ。

・結
   桃と春が隣国で出会った少年。摩天楼団員。

・遥
   桃と春が隣国で出会った少女。心優しく、美しい天使。結の母的存在。摩天楼団長。

・セラフ
   隣国を統治している熾天使。






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《0》

D.O。
上手から、フラワー、ズホラ、グレースが並ぶ。
フラワーにスポット。



フラワー「ここ最近、隣国で変な噂が立っているんやよ。『熾天使が、自分の地位を奪いそうな天使達の翼を切り落としている』って。それが本当なんか、調べて欲しいんや。ね、アラリア。ハルラちゃんと一緒に調べてくれへんか?」



スポット、消える。
続いて、グレースにスポット。



グレース「フラワーの言う通り、私はこの現状を、同じ天界人として・・・・神として、見逃す訳にはいかない。しかし、大人の私達には、アイツに接触するのはかなり難しい・・・・だからこそ、アラリア。お前に頼んだ。出来るか?」



スポット、消える。
続いて、ズホラにスポット。



ズホラ「私にとって、アイツは敵でしかない。でも、少しは感謝してる。何でかって?・・・・別に理由なんてどーでもいい。とにかく、ハルラ。あの馬鹿熾天使のこと、調べろ。アイツの膝元には『摩天楼』という親衛隊がいる。そこに新人のフリして潜入すればいい・・・・大丈夫。あの馬鹿、心は黒いけど表面は凄く優しい・・・・うん。優しい。なに、何年かかったって平気さ。ハルラとアラリアが無事に帰って来てくれれば、私はそれでいい。じゃあ、頼んだ」



スポット、消える。






《1》

C.I。桃がデスクワークをしている。
下手から、春が登場。



春「〜♪・・・・あ、桃ちゃんだ。ちょっと驚かせて・・・・」

桃「春。どこ行ってたの?」

春「ひゃっ!!も、桃ちゃん・・・・ち、ちょっと、御手洗に〜」(目が泳ぐ)

桃「はぁ・・・・どーせまた紅と桜と遊んでたんでしょ」

春「うぐっ・・・・しょーがないじゃん。机に張り付いてたってつまんないじゃん。桃ちゃんも遊ぼうよー!」

桃「却下。てか春、あんた自分の仕事終わったの?」

春「うぐっ!!・・・・ごめんなさい」

桃「よろしい」


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