友達はエイリアン

(ともだちはエイリアン)
初演日:0/0 作者:さとうなおみ
      友達はエイリアン
                  佐藤 なおみ


あらすじ

女子高生Aがファストフード店にいると隣のクラスの女子高生Bが話しかけてきた。
Bは、自分はエイリアンだと言ってAに協力してもらいたい事があると言う。
Bは宇宙連合のチームの一員で地球人についてのレポートを提出しなければならない。
レポートの題材は決まってて「地球人の後悔について」だと言う。
Aは半信半疑のまま、自分の後悔してる原因となる過去に戻り解決の為、奮闘する。



女子高生A(主人公・女子高校二年生)
   性格は明るく天然な面白さがあるが、積極性は無く、お人好し

女子高生B(準主人公・女子高校二年生、Aの隣のクラスで実はエイリアン)
   一見目立たないが、芯の強さを持っている。
   日本の女子高生をがんばって演じている

隣のおじさん(Aの家の隣のおじさん)(おばさんでもよい)
   仕事はもう定年し、庭の手入れを趣味としている

女子高生C(女子高二年生、サッカー部のエース、Aと同じクラス)

サッカー部のコーチ(Aの高校のサッカー部でコーチをしている)

女子高生E(Aの中学時代の友達、Aとは違う高校)
   明るくて楽しい

Aの中学時代の友人4人F〜I(2人でもよい)

             第一章

        ファストフード店でAが一人で飲み物を飲んでいる。
        スマホをいじっているが眠くなってきて、あくびをしながら上を向く。
        そこへBが入ってくる。

B   こんにちはー、Aちゃん?

A   あ、ああ、隣のクラスのBちゃん?だよね?

B   眠そうだねー。

A   うーん、昨日SNSで友達の恋バナ遅くまで聞いててさあ、あんまり寝て
    ないんだ。

B   ふふっ、Aちゃん優しいねえ。Aちゃんの恋バナはないの?
    ここ座っていい?

A   どうぞどうぞ。私の恋バナはないよ!私はねえ、そういうの奥手なの。
    Bちゃんは?彼氏とかいないの?モテそうだけど...。

B   えーいないよー。私はねえ、奥手というか...
    関心ごとが別の次元にあるんですよ。

A   えー別の次元?何それー!気になるわー。

B   そお?...Aちゃんて世にも奇妙な話とかそういうの好き?

A   あー!好き好き!テレビあんま観ないけど、そういうのだけは結構観てる。

B   本当?よかった!では......Aちゃんだけに私の秘密を教えます。

A   えーなに!めっちゃ怖いんだけど。

B   あのーおかしい人だと思わないで欲しいんだけど...私、エイリアンなの。

A   !!?へ…?

B   まあ、信じてもらえないとは思うんだけど、私、宇宙連合のメンバーで地球の
    調査チームなの。地球で研究や実験をして、地球人についてのレポートを三年
    に一度提出しなきゃいけないの!

A   はー...。

B   本当はこんな事地球人に絶対言っちゃだめなんだけど、
    提出期限がもうすぐで私焦っているんですよ!
    そこで...Aちゃんに頼みがあるんだ。

A   …まじ?むりむり…

B   あのね、そのレポートの題材は決まってて「地球人の後悔について」なの。

A   はあ......。

B   Aちゃんは、後悔してる事ってない?

A   後悔?うーん...私の人生後悔だらけだからなあ、うーん。

B   何か、時間を戻してあの時に帰りたい!みたいな。

A   うーん...
    あ、そういえば、一週間位前なんだけど、実は隣のおじさんが亡くなって。

B   え...なんで?...

A   庭の木の手入れをしてて、梯子に上って木を切ってたんだけど、
    落ちちゃって頭打って、そのまま亡くなったの。

B   えー!そんな事ってあるの...。

A   実はね!私その落ちる5分前にそこを通ってそのおじさんと少し話したの。
    だから結構ショックで...。
    その時に戻れたらなんとかしてあげられるかもしれないかな...なんて。

B   Aちゃん!!

A   なに?

B   あなたやっぱり私が選んだ人だわ!!その時にぜひ、戻りましょ!

A   えっ、過去に戻れるの?

B   うん、3回までね。

A   3回なの?まほうのランプ…?

B   うん、そんな感じ。
    では、そのおじさんと話した一週間前に戻りましょう!覚悟はいい?

A   え〜...めっちゃこわい。

      BがAの手を取り、テーブルの上で手をつなぐ。
      Aは少し恥ずかしくなり、周りをキョロキョロする。
      Bが笛を出し、ヒューと吹くと暗転。
      明転すると、二人はAの家の前の道路にいる。
      おじさんがはしごに上り木を切っている。

B    はい、目を開けて。

A    えっ、えっ、やばっ、おじさん生きてるし。

B    スマホ見て。

A   (確認する)わーー!まじで戻ってる!どうしよう!


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