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ドッキリフリークス　第35回定例会議

ドッキリフリークス　第３５回定例会議

【あらすじ】

来る十月二日は我らがドッキリフリークス会長「驚木杉太郎」の生誕祭である。
加えて、このドッキリフリークスの十周年記念日でもある。
これは何かイベントを行うのが筋であろう。
さぁ立ち上がれ勇者たちよ。
今こそ、我らの力を発揮する時ぞ。

【登場人物】

驚木　杉太郎(おどろき　すぎたろう・男)　　ドッキリフリークス会長

五十音　純(ごじゅうおん　じゅん・女)　　　何系でもない担当。司会
京角　加奈子(きょうがく　かなこ・女)　　　オカルト系ドッキリ担当
玉下　つもり(だました　つもり・女)　　　　サプライズ系ドッキリ担当
岡科　琴音(おかしな　ことね・女)　　　　　心霊系ドッキリ担当
板面　聖也(いたづら　せいや・男)　　　　　脈略ない系ドッキリ担当
鬼神辺　仁(きじんへん　じん・男)　　　　　王道系ドッキリ担当
富蘭区　ショウ(ぷらんく　しょう・男)　　　喋らない。何か言うときはラインが届く

ここは『ドッキリフリークス』の部室
部員たちは会長へドッキリを仕掛けるためミーティングを行っている
奥にはなにやらでかい箱がある

五十音「起立、礼、着席」

　と、板面が富蘭区の椅子をひいて、富蘭区が尻もちをつく

五十音「それでは、これよりドッキリフリークス第三十五回定例会議を執り行う。
　　　　本日の議題は『驚木杉太郎生誕祭、及びドッキリフリークス十周年記念式典』
　　　　の出し物についてである。
　　　　知っての通り、来る十月二日は我らが会長、驚木杉太郎の生誕祭、
　　　　そしてこのドッキリフリークスの創設十周年記念日である。
　　　　前回のミーティングにて出し物は『会長にドッキリを仕掛ける』に決定した。
　　　　今回はそのドッキリの内容について話し合いたいと思う。何か案のある人は？」
京角　「はい」
五十音「はい、京角くん」
京角　「わたしはオカルト系ドッキリがいいと思います」
五十音「ふむ、内容は？」
京角　「口で説明すると長くなるので実演します。鬼神辺くん、会長役をお願いします」
鬼神辺「いいよ」
京角　「あっちからあっちに歩いて行って（下手から上手を指さす）」

　中央へはける京角
　下手から上手へ歩く鬼神辺
　鬼神辺が中央にさしかかったあたりで鬼神辺の電話がなる

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