ハイスクール・シンデレラ(改訂版)

(はいすくーる・しんでれらかいていばん)
初演日:0/0 作者:おさとう
「ハイスクール・シンデレラ」(2018年改訂版)

キャスト:12-17人

登場人物:
・    灰川レイラ:主人公。女子高生。
・    カレン:女子高生。レイラの義理の姉妹。
・    チヅル:女子高生。カレンの友人。
・    藤井:男子高生。カレンの友人。
・    上条:男子高生。軽音楽部のボーカリスト。
・    星野:男子高生。レイラのクラスメイト。
・    スタッフ:上条専属のスタッフ。
・    親衛隊員1:上条の熱烈なファン。
・    親衛隊員2:上条の熱烈なファン。
・    男子生徒:人数不定。2人以上推奨。親衛隊員と兼任可能。
・    女子生徒:人数不定。2人以上推奨。親衛隊員と兼任可能。
・    観客:人数不定。男子生徒、女子生徒、親衛隊員と兼任可能。
・    ナレーター:人数不定。

*    備考:
・    上記は基本の役、人数です。必要に応じセリフの分割や役の兼任でキャストを増減させたり、脇役の性別を変更していただいても構いません。
・    普段着のレイラ(1-2幕)とドレス姿のレイラ(3-4幕)は、できるだけ別人のように見え、なおかつ着脱が容易な格好にすることをおすすめいたします。
ex.普段は髪を1つにくくる→ドレス時は下ろす、メガネをかけている→ドレス時は外す など
・    上条「アイスブルーの花びら〜」は、レイラのドレスの色に合わせて改変することをおすすめいたします。

○とある高校・昼休みの教室

   机と椅子が数個並んだ高校の教室。奥にはホワイトボードがあり、学園   
   祭のポスターが貼られている。
   明転。

ナレーター「むかしむかし、と言うにはいささかこの物語は現代的なのですが、まあそこはおとぎ話の定番なので、あしからず。ある都内某所の共学高校に、1人の少女がおりました。」

レイラ「次の授業、なんだっけ…」
チヅル「どーしよー、数学の宿題わかんないよー!」
カレン「はあ…あんたが授業中寝てたからでしょ。」
チヅル「数学わかんなすぎておなかすいてきたしー!」
カレン「それもそうね。ーーちょっと、レイラ。」
レイラ「ど、どうしたの?」
カレン「購買、行ってきて。」
レイラ「えっ…」
カレン「あら?あたしに逆らうつもり?」
レイラ「う、ううん。いいよ。」
カレン「ならいいのよ。あたしはアイスティーを1つ。」
チヅル「うちカツサンドで!」
藤井「いちごミルク、お願いします。」
カレン「ほら、早く行きなさいよ。」
レイラ「あの…お、お金…」
カレン「は?」
レイラ「い、行ってきます…」

   レイラ、退場。

藤井「…すいません、カレンさん。」
カレン「何?」
藤井「本当にいいんすか?その…」
カレン「ああ、レイラのこと?別に、あんたたちも好きに使えばいいわよ。」
チヅル「そうだよ、あんた気にしすぎだよー!」
藤井「いや、チヅルさんは気にしなさすぎだと思うっす…」

   レイラ、入場。

カレン「あら、早かったじゃない。」
藤井「どうも、あざっす。」
チヅル「灰川さん、お願いっ!掃除当番変わってー!」
カレン「あんた、どうせ今日も暇なんでしょ?」
レイラ「う…うん。わかった。」
チヅル「マジ助かる、サンキュー!この恩はいつか必ず返す、藤井が!」
藤井「えっ、なんで俺なんすか!」
レイラ「じゃ、じゃあね。」

ナレーター「彼女の名前は灰川レイラ、高校2年生。幼いころに両親を亡くし、里親の元で育てられています。」

   ホワイトボードの前で足を止めるレイラ。

レイラ「そういえば、もうすぐ学園祭かあ…。うちのクラス、劇やるんだっけ。」
女子生徒「いたっ!ちょっと、邪魔なんですけど!」
レイラ「ご、ごめんなさい!」
女子生徒「どんくさいなーもう!カレンも大変だよね、こんな妹で!」
男子生徒「おい、聞こえるって!」
レイラ「はあ…」

ナレーター「しかし彼女は養子という複雑な立場のためか、義理の姉妹であるカレンを始めとした、同級生達からいじめを受けていました。」

   上条、スタッフ、入場。

上条「グッドアフタヌーン、麗しのブロッサムたち!」
女子生徒「上条様!」
男子生徒「やべえ、本物だ!」
チヅル「っしゃあ、お前らいくぞ!」
親衛隊員1-2「ッオイ!」

チヅル「超絶至高の!」
親衛隊員1-2「スーパーアイドル!」
チヅル「花咲く笑顔に!」
親衛隊員1-2「世界が夢中!」
親衛隊員1「L!」
親衛隊員2「O!」
親衛隊員1「V!」
親衛隊員2「E!」
チヅル「L・O・V・E、We Love!」
チヅル、親衛隊員1-2「上条!」

上条「ふふっ、相変わらず上手だね。」
チヅル、親衛隊員1-2「ありがとうございます!」
カレン「何、今の。」
藤井「俺に聞かれても困るっす…」
スタッフ「はい、取り囲まないでくださいねー。上条さんがペチャンコになりますからねー。はい、どうも。」
上条「みんな、いよいよ学園祭まであと1ヶ月だね!実はこのたび、学園祭の前日に、僕ら軽音楽部がディスコパーティーを主催することになったんだ!」
女子生徒「キャー!」
上条「もちろん、僕もステキな歌をたくさん歌うからね!待ってるよ、ブロッサムちゃん!」
女子生徒「楽しみにしてます!」
男子生徒「絶対行きます!」
スタッフ「あと20秒で次の教室です、上条さん。」
上条「それじゃあね、グッバイ!」
スタッフ「失礼いたします。」

   上条、スタッフ、退場。

藤井「へえ、ディスコパーティー。面白そうっすね。」
チヅル「(スマホを操作しながら)ちょっと、話しかけないで!今美容院予約してるから!」
藤井「う、うっす。」

レイラ「ディスコパーティー…楽しそうだなあ。もしかしたら、友達できるかな。」

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