地下アイドル☆ミコりんのマニアック事件簿〜蛍神村連続殺人事件〜
 『地下アイドル☆ミコりんのマニアック事件簿〜蛍神村連続殺人事件〜』(決定稿)
 作/平山賢司

 

 【登場人物】


 神村美代子(23)…売れない地下アイドル(芸名はミコりん)。

 売れっ子アイドルになりたいと願う。性格は正義感が強くて、勝気だが、気さくな面もある。

※初対面の人には、アイドル言葉「〜りん」と話しますが、打ち解けた相手(雅夫や綾など)とは普通の言葉で話すようになります。
 また、付き合いの長い安藤や美由紀には、基本的に普通の言葉で話します。
 しかし、自分が嫌悪感を抱く相手(豪神恒夫や豪神望など)とは、最初から普通の言葉で話します。
打ち解けた相手でも、相手を元気付けたい時や照れ隠しの時は、明るく振舞うために、あえてアイドル言葉で話します。
 推理する時は、基本的に普通の言葉で話します。

 安藤忍(28)…美代子のファン兼付き人。
 アイドルオタクの青年であり、気弱な性格。彼女いない歴=年齢のため、美代子以外の女性と話す時は、挙動不振気味に話す傾向あり。
 美代子には安ちゃん【あんちゃん】というアダ名で呼ばれる。

 宗村竜也(35)…蛍神村駐在所の警官。
 自分が警官であるという意識が強く民間人である美代子たちを見下していたが、後に彼女の洞察力を認めて素直に接するようになる。

 豪神勇(25)…豪神家の長男。※豪神と書いて「ごうじん」と読みます。
 明るく爽やかで人当たりの良い印象を与えるスポーツマンタイプの人物

 豪神綾(20)…豪神家の長女。
 痩せていて、ひ弱そうに見える女性。小さい頃に顔を火傷したことにより、顔半分を常に包帯で覆っている。
 そんな自分にコンプレックスを持っており、やや暗い性格。
 
 雪村美由紀(23)…蛍神村の村長である純之助の長女。
 美代子の中学時代の同級生で、田舎育ち特有の純朴っぽい雰囲気の女性。
 ※この雪村美由紀と後述の雪村純之助、雅夫の3人は田舎育ちのキャラという設定上、原則的に語尾は「〜だべ」、「〜だよ」、「〜だか」、「〜けれ」などといった方言を付けて話します。

 豪神恒夫(45)…大富豪の豪神家の当主。
 大富豪の傲慢ゆえか、誰に対しても高圧的な態度を取る中年男。

 豪神望(45)…恒夫の妻。
 夫同様、他者に対して高圧的な態度を取る中年女。
 火傷で、醜い顔をした綾を毛嫌いし、息子の勇を溺愛している。
 
 小宮山知美…(35)レジャー施設会社小宮山レジャーの女社長。
 ビジネスに徹した強欲な人物であり、普段は客である豪神家の人々には愛想が良いが、仕事とは無関係の美代子たちには上から目線で接する裏表の激しい人物。

 雪村純之助(50)…蛍神村の村長。
 大人しくて人当たりの良い中年男。
 しかし、村をレジャー施設にしようとする恒夫と話す時には、別人のように荒々しくなる。
 ※語尾の設定については、前述の雪村美由紀の項目をご参照下さい。

 雪村雅夫(30)…純之助の長男。
 父親同様、大人しめの雰囲気を持つ男。
 外見通り弱気な性格のため、誰に対しても下手な態度で話す。
 ※語尾の設定については、前述の雪村美由紀の項目をご参照下さい。

 市村花連(28)…綾の専属医である女医。
 眼鏡をかけたキャリアウーマン的な女性で、あまり自分の感情を表に出さない。

 蛍神村の守り鬼(?)…黒装束と鬼の仮面で正体を隠した謎の怪人物。
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