プラネタリウム

(原作:『夢十夜・第一夜』夏目 漱石)

(ぷらねたりうむ)
初演日:2016/6 作者:佐藤 慶人
『プラネタリウム』  
  
  原作…夏目 漱石 
  作…佐藤 慶人
  
  《登場人物》
  
  ・トシキ
   
  ・ノガミ
    
  ・あおちゃん
    
  ・委員長
    
  ・先生
    
  ・その他(A・B・C・D・E・F・G)
    
 
 
         第一幕「夢十夜」
  
  
            明転
  
              BGM(ピアノのみのインスト曲が望ましい)
          
         明転し、BGMがF.I.して音が大きくならなくなったら
         喋りだす。
  
   ノガミ「もう、死にます」
   トシキ「えっ?」
   ノガミ「死んだら、埋めて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて
       来る星のを墓標に置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。また
       逢いに来ますから」
   トシキ「僕の顔が見える?」
   ノガミ「そこに写っているじゃないですか」
   トシキ「いつ逢いに来るの?」
   ノガミ「日が出るでしょう。それから日が沈むでしょう。それからまた出るでしょう、そ
       うしてまた沈むでしょう。赤い日が東から西へ、東から西へと落ちて行くうちに、
       あなた、待っていられますか?」
   トシキ「……(ゆっくり頷く)」
   ノガミ「百年…百年待っていてください。百年、私の墓の傍で待っていてください。きっ
       と逢いに来ますから」
  
          ノガミ、ゆっくり横になって死ぬ。
          あおちゃん・委員長・先生は定位置につく。そして3人が
          止まったらトシキの独白が始まる。
          あおちゃんは、独白の時点では立って口パク。 
  
   トシキ「自分はただ待っていると答えた。すると、黒いのなかにに見えた自分の姿
       が、ぼうっと崩くずれて来た。」
   ノガミ「静かな水が動いて写る影を乱したように、流れ出したと思ったら、女の眼がぱち
       りと閉じた」
   ノ・あ「長いの間から涙が頬へ垂れた」
   ト・あ「もう死んでいた」
  
  
             第二幕「学校」
  
  
          舞台が学校に転換する。
          BGMがF.O.し切ったら先生が動き始める。

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