The ultimate love comedy

〜「神の子に幸あらんことを」スピンオフ〜

(ジ アルティメット ラブ コメディー)
初演日:0/0 作者:XIAN
The ultimate love comedy
 ≪登場人物≫
 ケイスケ  今作の主人公。可哀想なツッコミ役。
 タカシ   メンバーのリーダー的存在。ボケのリーダーでもある。
 テツヤ   真面目な参謀役兼天然ボケ役の変態。
 ユノ    メンバーの紅一点。気が強い。
 おばちゃん ラーメン屋「トントコ屋」の店員。
 カヨコ   おばちゃんの娘。
 男     トントコ屋にやってきた強盗。(作中では「強盗」と表記する)
 
 開幕
 
 【朝。学生の登校時間。】
 
 【タカシ・テツヤ、舞台中央で真剣な顔で話している。】
 ケイ:(登場)おはよー。
 タカ:(ケイスケに気づくがニヤニヤして無視)
 ケイ:お、おい。何で無視すんだよ。
 タカ:(空に向かって)ああ、ケイスケ!お前ついにこんな姿にっ!ハァーッナンマイダナンマイダァ!
 ケイ:はぁ?
 テツ:(タカのノリに合わせて)お前、幽霊になっても足が短いな!
 タカ:馬鹿。幽霊は足なんて無いだろ。
 テツ:ああそうか。
 タカ:足が透明になっても違和感ないくらいに足が短いからなあ。こいつは。
 ケイ:おーいおいおい。(泣き真似)
 タカ:おーいおいおい。おーいおっひゃっひゃっひゃ!!!ウケるー!
 ケイ:い い 加 減 に し ろ ー ! ! !朝から人を殺すな貶すな短足にするな!
 タカ:はっはっは。冗談だよケイスケ。おはよう。
 ケイ:ったく、悪ふざけも大概にしろよな。
 テツ:ごめんつい。
 ケイ:ところで、お前ら何話してんだ?
 テツ:いや実は…
 ユノ:(登場)おっはよー!
 ケイ:あ、ユノおはよう!
 タカ:ユ、ユノ。
 テツ:お、おはよう。
 ユノ:(タカシとテツヤを見て)何であんた達そんなによそよそしいの?
 テツ:え、いや…
 ユノ:まあ、いいわ。それより聞いて!私すっごい面白い夢見たの!みんなで遊園地に行く夢よ!
 ケイ:え、マジ?俺も同じ夢見たんだけど。
 テツ:…俺も。
 タカ:俺も俺も。
 ユノ:え!みんな同じ夢見たの?やばくない?
 タカ:ユノがすごくダサかったのが印象的。遊園地でもらったグッズを全部身に着けてたな。
 ユノ:はあ?!タカシの方がダサかったわよ!「もらえるモンは全部もらう」とか言ってフル装備で遊んでいたじゃない!
 タカ:何だと?
 ユノ:何よ。
 ケイ・テツ:どっちもダサかったよ。
 タカ・ユノ:はあっ!?
 テツ:え、いや嘘、嘘。どっちも似合ってたよウン。
 ケイ:…それにしても四人揃って同じ夢見るなんて、すごい偶然だよな。
 タカ:俺たちの絆の深さを感じるぜ。
 テツ:まあ、俺たち幼稚園の頃からの仲だからな。
 ケイ:頭の悪さも一緒で、高校も同じになったし。
 テツ:頭の「良さ」って言えよ。
 ユノ:なんだかんだ言って、私たち仲良しだもんね。これからもずっと友達よ!
 ケイ:ああ!友達だ。
 ユノ:さ、早く行きましょ。遅刻しちゃうわ。(退場)
 ケイ:おう!(退場しようとする)
 タカ:「友達」か。
 ケイ:え?
 タカ:(退場)
 ケイ:何なんだ?
 テツ:ケイスケ、さっきの話なんだけどさ。ちょっとお前にも参加してほしいんだ。次の日曜日に、トントコ屋に来てくれないか?
 ケイ:トントコ屋?ああ、あのラーメン屋か。いいぞ。でも、話って何だ?
 テツ:詳しいことはその時話すから。
 ケイ:お、おう。分かった。
 
 【ケイスケ・テツヤ退場】
 
 場面転換
 
 【舞台の三分の一は広場。残りはラーメン屋】
 【テツヤ、店の外で英単語帳を読んでいる】
 
 ケイ:お待たせー。
 テツ:お、ケイスケ。おっす。
 ケイ:お前こんなとこでも勉強すんのかよ。
 テツ:昨日の塾の模試、英語がうまくいかなくてさ…。
 ケイ:お前英語苦手だもんな。今度俺が教えてやるよ。
 テツ:ホントか?助かるよ。ありがとう。
 ケイ:俺もお前に数学教えてもらってるしな。困ったときはお互い様だ。
 
 【タカシ、そっと登場。しかしケイスケに気づかれる】
 
 ケイ:あ、タカシ遅ぇぞ。集合時間決めたのお前なんだから、一番に来いよな。
 タカ:(ニコニコして頷くだけで喋らない)
 ケイ:???どうしたんだ?
 タカ:(ニコニコ)
 ケイ:タカシ?
 タカ:(突然怒り顔になり)何だよっ!
 ケイ:いやお前こそ何だよ!言葉を発しろよ言葉を!!!
 タカ:(またニコニコし始める)
 ケイ:だからそれをやめろって!
 テツ:…ああ、そういうことか。なら仕方ないよな。
 ケイ:え、テツヤこいつの言いたいこと分かんの?
 タカ:ええーっ?ケイスケ分っかんねえの?ぶひゃひゃひゃ
 ケイ:分かるかっ!ニコニコしてるだけじゃねぇか。
 テツ:ケイスケ。心を集中させろ。そうすれば、タカシの言いたいことが分かってくるぞ。
 ケイ:本当かよ。
 タカ:(ニコニコして身振り手振り)
 ケイ:えーと、「家での手伝いが中々終わらないで、急いで終わらせたけど、間に合わなかった。遅れてごめん」…?
 タカ:うーん、惜しい。前半はあってる。
 ケイ:マジで?やった!…で、後半は?
 テツ:「家での手伝いが中々終わらないで、急いで終わらせたけど、間に合わなかった。遅れてごめん。ところでケイスケ鼻毛出てるぞ。オオニジュウヤホシテントウの足みたいだな。」
 タカ:ピンポーン!テツヤ正解。
 ケイ:え、鼻毛、マジで?
 タカ;嘘だよヴァ―カ!!!
 ケイ:下らん嘘をつくな!
 タカ:ところでテツヤ、オオニジュウヤホシテントウってなあに?
 ケイ:知らずに喋っとったんかいっ!!!!!分かりにくい例えを使うな!
 テツ:オオニジュウヤホシテントウとはテントウムシに似た昆虫で、テントウムシは肉食なのに対して…
 ケイ:説明を始めるな説明を!!!
 タカ:おいケイスケ、お前何興奮してるんだ。店に迷惑だぞ。
 ケイ:誰のせいだと思ってんだ…
 タカ:ま、全員揃ったから、とりあえず中に入ろう。
 ケイ:え、ユノは?
 タカ:(無視して店に入る)おばちゃーん、こんちはー!

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