浦・島太郎

(うらしまたろう)
初演日:0/0 作者:月舘 壽晃
          『浦・島太郎』

      主人公は上手袖に座り、ストーリーテラーの役割をし、舞台中央では回想場
面という形で物語は進行する。
      年老いた小汚い老人が話し出す。

島太郎1 あーあ、何でこんなことになっちまったのさ。これからどうすりゃいいの
さ。・・・え?島太郎。(笑)いや、島太郎。浦島太郎だと思ってた?違うっ
て、浦島・太郎じゃなくって浦・島太郎。(笑)本当だって、だってそうでし
ょ、桃太郎に金太郎、みんな太郎の前に何とかって付くじゃない?俺だけ付
かなきゃおかしいでしょ。島太郎!三年寝太郎に森山直太郎・・・ま、そん
なことどうでもいいや、それどころじゃないんだって。だってそうでしょう、
亀を助けたお礼に竜宮城に招待されてお土産に貰った玉手箱をあけたら白い
煙でお爺さん。理不尽じゃねえか、理解できねえじゃねえか、納得できねえ
じゃねえか。でしょ?お礼が罰!30年ジジイになる罰、どう考えてもおか
しいって、行動と報酬のバランスがとれてないって。それとも俺、何かしで
かしてたのかなあ、知らないあいだに、罰をうけるような。ちょっと思い出
してみるから、皆さんも一緒に考えてみて頂戴、検証してみてちょうだい。
先ずは、浜辺で小さな亀がいじめられていたんだよなあ・・・。

      舞台中央で子供たちが亀をいじめている。
      そこへ若い頃の島太郎登場。

島太郎2 コラ、何をしている。ダメじゃないか生き物をいじめたりしちゃ。

面白いと思ったら、続きは全文ダウンロードで!
御利用機種 Windows Macintosh
E-mail
E-mail送付希望の方は、アドレス御記入ください。


ホーム