輪廻

(りんね)
初演日:0/0 作者:片摩 廣【ヒラマ コウ】
輪廻





作者:ヒラマ コウ







登場人物





タカヒロ・・・30歳。戦争が絶えない惑星。敵対している側の女性、ナオと隠れて会っていたが、お互い自由を願っていたので、

           惑星からの脱出を計画する



高広・・・25歳。菜緒が夜の公園で出会う男性。過去に事故で彼女を亡くしている事から、生きるのが辛くなってる



  

ナオ・・・25歳。敵対している側の男性、タカヒロと他の惑星で幸せになる為、一緒に脱出を計画して実行する



菜緒・・・30歳。上司に怒られビールを夜の公園で飲んでる時に、高広に出会う。過去に彼氏はいたが長くは続かなかった





比率:【1:1】



上演時間:【60分】





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CAST



高広:



菜緒:







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菜緒(N):「本当に好きな人と結ばれる・・・。

        そんな、おとぎ話やドラマのような出来事・・・、誰にも起こる訳じゃない・・・。

        現実は裏切られ、傷つけられ、ほんの一瞬の選択次第でガラスのように粉々になる・・・。

        それでも・・・次こそはと期待するのは、ねぇ・・・神様、間違いなのかな・・・?」







高広(N):「好きな人と結ばれたい。ただそれだけなのに・・・

        どうしてこんなにも胸が苦しかったり・・・辛かったりするんだろう・・・。

        後少しという所で・・・思わぬ事が起きて引き裂かれてしまう・・・。

        運命って一体何なんだ? 俺達皆、誰もが幸せになったら駄目なのか?

        なぁ? 神様・・・。俺はいつになったら幸せになれるんだ・・・」











(前世)





(銃声 SE)





ナオ:「はぁはぁはぁ・・・。此処まで来たら大丈夫かな・・・?」





タカヒロ:「そうだな・・・。追っても来ていないみたいだし」



ナオ:「タカヒロ・・・。ありがとう・・・」



タカ:「いきなりどうしたんだ?」



ナオ:「だって私の為に、こんな追われる身になるなんて・・・。

    ねぇ、今からでも遅くないわ・・・! お願い!引き返して!

    そうすれば貴方だけでも助かるわ・・・!!!」







タカヒロ:「何を言ってる!こうする事は俺自身が決めたんだ。

      もう迷いなどない! それに、お前を置いてこのまま引き返すなんて出来ない!」





ナオ:「でも・・・」







タカヒロ:「今引き返したとしてもどの道、反逆罪で捕まり処刑されるだけだ。

      そんな運命なら、君と一緒に何処までも行く。

      だから、お願いだから、もうそんな事は言うな」







ナオ:「ありがとう。・・・本当はずっとずっと怖かったの・・・。

    貴方がもし私を置いて、引き返すって言ったら・・・」





タカヒロ:「馬鹿だな。俺はそんな事は絶対に言わないよ。もう少し信用して欲しいな」





ナオ:「ごめんなさい」





タカヒロ:「これからどうなるかなんてわからないけど・・・

      きっと何もかも上手くいく。お前と一緒なら、なんだって乗り越えられる!」





ナオ:「うん!」







(銃声やサイレン SE)





タカヒロ:「此処も見つかるのは時間の問題だな・・・。動けるか?」





ナオ:「うん。でも・・・何処に逃げるの?」



タカヒロ:「あそこを見て」



ナオ:「あれは、他の惑星に出港してるシャトル」





タカヒロ:「俺達を未来へ運んでくれる架け橋さ。

      あれに乗ってこんな惑星なんて、さっさとおさらばだ」





ナオ:「・・・本当に、私達自由になれるのね」





タカヒロ:「あぁ!何もかも捨てて、一から知らない場所で、二人でやり直そう!」





ナオ:「うん。戦争で離ればなれにならない場所へ・・・」



タカヒロ:「怖いか?」



ナオ:「ううん、もう平気よ。貴方がいるのだから」



タカヒロ:「よしっ! ナオ、シャトルまで走るぞ!」



ナオ:「ええ!」













(息を切らしながら、シャトルに走る2人)





タカヒロ:「此処を抜けたら目の前だ! 見張りもいないし、一気に走り抜けるぞ!」





ナオ:「わかったわ!」





タカヒロ:「ナオ、ペースが落ちてるぞ!」





ナオ:「ごめんなさい!」



タカヒロ:「後少しだ! 頑張れ!」



ナオ:「ええ!」





(シャトルまで無事に来れて喜ぶ2人)





タカヒロ:「着いた・・・!」



ナオ:「やったわね・・・!」



タカヒロ:「これで俺達自由になれる!」



ナオ:「ええ!」





(見張りの気配に気付き叫ぶナオ)





ナオ「あれは銃!? タカヒロ!! 危ない!!!」



タカヒロ:「え!?」





(銃声 SE)





(タカヒロの前に飛び出し見張りの銃撃を受けて倒れるナオ)





タカヒロ:「ナオ・・・?」



ナオ:「タカヒロ・・・ごめんね・・・私は此処までみたい・・・」



タカヒロ:「何を言ってるんだ! 大丈夫だ! まだ助かる! 諦めないでくれ・・・!!!」





ナオ:「私を・・・選んで・・・くれて・・・ありがとう・・・。

    こんな・・・別れ方・・・嫌だけど・・・タカヒロ・・・お願い・・・私の分まで・・・生き延びて・・・」





(タカヒロの腕の中で息絶えるナオ)





タカヒロ:「ナオーーーー!!!」















ナオ(N):「薄れゆく意識の中で・・・タカヒロが沢山の銃に狙撃され、その場で倒れたのが見えた。

       あぁ、神様・・・。貴方はどうしてこんなにも残酷な運命を、私達に与えたのですか?

       もしも、これが輪廻に続いてる私達の運命だとしても、私はもう一度必ず、タカヒロに出逢ってみせる。

       何があっても、きっと、必ず・・・!

       だから・・・タカヒロ・・・。未来で待ってて・・・」

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