ツルになって恩返し

(つるになっておんがえし)
初演日:0/0 作者:わこつし
ツルになって恩返し 改訂版

狭い部屋で男が一人、外を見ながらポツリと立っている

男「すごい雨だな。」

SE:ドアを強く叩く音

ツル「ごめんくださーい」

男「ん。っはいはーい」

SE:ドアを開ける音

男「うぉぉ」

ツル「すみません、雨が止むまで避難させてもらってもいいですか?」

男「ど、どうぞ」

ツル「ありがとうございます。お邪魔します」 SE:ペタペタ

男「あぁ、床が…。」

ツル「いやー、助かりました。この雨で飛べなくなっちゃって」

男「それはわかるんだけど…その格好は…?」

ツル「? うーん、ツルの恩返しってやつですかね」

男「そこじゃねぇよ。なんでツルなの?」

ツル「え、他の鳥の方が良かったですか?」

男「じゃなくて、なんで人の姿じゃないの」

ツル「…あ、人になるの忘れてました。」

(無音)

男「ツルの格好のまま入るから部屋中ビッチョビチョだよ…」

ツル「なにぶん久しぶりなものでして」

男「もうそんな時期か…てか、えらい大荷物だな」

ツル「えぇ、まあ。さてと、せっかくツルが避難したことですし、恩返ししなきゃですね!」

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