秋人の最後の旅。
   題名:秋人の最後の旅。
   作者:アカイロネコ
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  小学校、中学校、高校、その他学生の無料公演・・無料
  アマチュア劇団の公演、学生の有料公演・・・・・5000円
  プロの劇団の公演・・・・・・・・・・・・・・・全チケット収入の1割
    (全チケット収入の一割が5000円に満たない場合は5000円)

    [2]の場合、公演の2週間前までに、
    [3]の場合、公演後2週間以内にお支払いください。
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秋人の最後の旅。


◎登場人物
 ・秋人…男。二十代後半。
 ・夏哉…男。高校三年生。
 ・春美…女。高校三年生。
 ・冬華…女。高校三年生。
 ・親父…男。四十代後半。夏哉の父。
 ・車掌さん…男。顔をなるべく隠している。
 その他、夏哉の布団の中で眠っている人。また、お祭り会場ではモブが歩いていたりしても良い。

◎場所
 ・停車場所&駅
   大道具なし。舞台の前半分くらいを照らす。
 ・お祭り会場
   屋台、ベンチ。屋台に関してはなるべく後ろの方が良い。
 ・夏哉の家
   布団。駅と同じ。
 ※場所に関しては、ステージにより変わる箇所もあるので、臨機応変に変更していただきたいと思います。

◎ストーリー


○夕方:停車場所
   秋人、電車の到着する音と共に舞台に出てきて、辺りを見回す。しばらく見回した後、大きく伸びをする。
 秋人「はあ、今回は大分長く乗っていました。しかし、列車に乗った疲れも、これを含めて後二回となると物悲しいものですね……」
   秋人、上を見上げる。
 秋人「母さん達、元気にしてますかねえ」
   と考えていると、車掌さんの声が聞こえる。
 車掌さん(声)「秋人さん、秋人さーん!」
   秋人、声の方向を向く。そこから車掌さん登場。
 車掌さん「ああ、いたいた。秋人さん」
   車掌さん、秋人へ息を切らしながら近付く。
 秋人「車掌さん、どうかしましたか?」
  車掌さん、鞄から文庫本を取り出す。
 車掌さん「これ、忘れ物ですよ」
 秋人「あらら、どうもすみません」
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