今日、魔王、稼ぎます。

(きょう、まおう、かせぎます。)
初演日:0/0 作者:藤。
【今日、魔王、稼ぎます。】

所要時間:50〜60分

作者:藤。






【キャラ設定/セリフ数】


♂・魔王(まおう/129)        :ぱっと見は普通の好青年。だけど齢200超え。お金のためならなんでもする。魔王なのでそれなりに強い(確信)
不・ケロベロス(けろべろす/124) :ひらがなは言えてません。カタカナは言えてます。でも大体言えてません。馬鹿です。
♂・勇者(ゆうしゃ/169)       :どM。何か適当に旅してたら強くなったアホ勇者。
                      言っている技名はすべてその場限りの適当に放っている。他の勇者からパクっている。
♀・魔法使い(まほうつかい/121) :ツッコミ役。若く見せてますが実は結構いいお年。そして結構お強い魔法使い。でも乙女なツンデレ子。



※比率【2:1:1】としてありますが、男女比率はどうやってもかまいません。
4人揃ったらやっちゃってください!




【2:1:1】

ケロベロス:
勇者    :
魔法使い :
魔王    :



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【魔王国、城内】



魔王  :「あー…だめだ。今月やばい。どうやっても赤字だ。」

ケロ  :「え!?どうしたんですか、まおうさま!しぬの!?」

魔王  :「死なねーよ!殺したって死なねーから!」

ケロ  :「そうなの!?でも、ゆうしゃとか来たらしぬんじゃないんですか?」

魔王  :「あー…流石の俺様も勇者相手だと死ぬかもしんねーなあ…。」

ケロ  :「!?」

魔王  :「まあ、レベルにもよるけどな!」

ケロ  :「やあああだああああ!しなないでええええ!まおおおおおさまあああああああああ!」

魔王  :「うるっせ!!だっから死なねえって言ってんだろ!馬鹿犬!」

ケロ  :「あ!そうだった!」

魔王  :「ったく…馬鹿犬の相手してる場合じゃないんだって。おいケルベロス、なんかいい方法ねえか。」

ケロ  :「んーーーーーー…。」

魔王  :「お、なんだ?あるのか?」

ケロ  :「んーーーーーー…。」

魔王  :「おい、ケルベロス?」

ケロ  :「………っは!!」

魔王  :「おお!さすが地獄の番犬!思いついたか! さあ!その思い付いた物を言ってみろ!」

ケロ  :「おなかすいた!!」

魔王  :「……。 てめえ…言うことはそれだけか…?」

ケロ  :「はっ!? み、身のきけん…!!」

魔王  :「働かざる者食うべからず!! 金稼いでこおおおおおおおおおおおおおおい!!!」(犬、投げる)

ケロ  :「きゃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいんっ!!」(飛ばされる)

魔王  :「…ま、期待してねーんだけどな。」





魔法  :(タイトルコール)
     【今日、魔王、稼ぎます。】






【国境にて】


勇者  :「あー!やっと着いたな、魔王国!人間国から来るのも楽じゃねーなあ!」

魔法  :「そうね、私達の住んでた土地は魔王国との国境から遠いものね。」

勇者  :「うっわ!みろよ! 魔王国につながるゲート、すっげえ行列だぜ!」

魔法  :「あら、本当…。噂はやはり本物だったみたいね。」

勇者  :「おうよ!じゃなきゃはるばるここまできた意味ねーからな!」



魔法  :『私達が住んでる世界は、その世界の半分を魔王国
       もう半分を人間国と仕切って、完全にお互い住み分けをしている世界。
       魔王国と人間国の国境は頑丈な塀と結界で仕切られていて、普段は入れない仕組み。
       入れるのはレベル50以上の勇者と魔法使い、そして諸々の仲間たちなんだけど
       そこら辺は面倒臭いから割愛ね。
       そしてたまーに人間国に紛れ込んでくる魔物を倒すのが勇者とそのパーティーの仕事なのだけど…。』



勇者  :「いやー、でも信じられないよな!普段は閉め切ってる魔王国のゲートを完全開放、
       しかもチートと言わんばかりの最初からクライマックスってさ!」

魔法  :「そうよね。普通ならレベルをあげてやっと入れる魔王国なのに…
       レベル1からでもお金さえ払えばOKだなんて。」

勇者  :「さすがにレベル1じゃあ入っても魔物にやられるけどさ!
       でも特別に魔王城へのルート案内があるってんだからな!来ないわきゃねーよなあ!?」

魔法  :「っていう勇者ばかりなのね、あの行列。」

勇者  :「…だなあ…。どうする?俺ら。」

魔法  :「行く!って言い出したのは貴方でしょう?」

勇者  :「いやいや、だってさ! みろよ、めっちゃあいつ厳ついじゃん!?強そうじゃん!?いかにも勇者じゃん!?
       ぜってーレベル高いって!!!あんなのいるとか俺聞いてねーし!」

魔法  :「…はあ?」

勇者  :「あ、その氷のような視線と声、嫌いじゃないっス。」

魔法  :「え…気持ち悪いんですけど。」

勇者  :「いいね、魔法使いさん!良いよ!もっと氷の視線頂戴!氷点下狙ってこ!
       あ、いいねいいねー!はあい!そのままポーズ!」

魔法  :「りょうかーい!こうですかあ?カメラマンさあん! …ってやらすんじゃないよ!!馬鹿!」

勇者  :「…俺さ、つくづく俺のパートナーがお前でよかったって思ったわ。今。」

魔法  :「そう?ありがとう。 私は結構後悔してる。今。」

勇者  :「やっぱり冷たい!だがそこが良い!」

魔法  :「もう!そんなことどうでも良いの! ゲート通るの!?通らないの!?」

勇者  :「う…!」

魔法  :「はい、ごー、よーん、さーん、にー…。」

      (セリフに被せて)
勇者  :「わあああああああああああ!!わかった!通る!通るよ!!
       そのために来たんだからタダで帰るつもりはない!」

魔法  :「あっそ。じゃあ早くあの行列に並びましょう。ぼやぼやしてたら日がくれちゃう。」

勇者  :「わかったよ!行けばいいんだろ!行けば!」

ケロ  :「…うわあああああ…」(遠くから)

魔法  :「え?なに…何か聞こえる…って!ちょ、上!!危ない!!ぶつかる!!」

勇者  :「ふぁ?上?」

ケロ  :「うわああああああああああああああああああああああ!」(だんだん大きく、上から降ってきた感じで)

勇者  :「ぎゃああ!!」(空から降ってきた犬とぶつかる)

魔法  :「きゃあっ! …な、なにが起こったの!?ちょっと!大丈夫!?」

勇者  :「い、っててて…なんだあ?」

魔法  :「生きてる! しぶとい!」

勇者  :「なんか、空から降ってきた…?」

ケロ  :「きゃひいん…いたああいい…!」

勇者  :「うわ!!! なんだコイツ!!魔物!?」

魔法  :「かっわいいいい! 柴犬の子犬だあ! わんちゃん、痛いところない?大丈夫?」

勇者  :「おい、俺と随分態度違うじゃねーかよ…。」

ケロ  :「だいじょうぶー! なんかクッションにあたったからあんまり痛くない!」

魔法  :「あら、そう? でもここ汚れてるわね。拭いてあげる。」

勇者  :「そのクッションは俺何だけどな?な?」

ケロ  :「おお!ありがとお! おねえさんいい人間なんだな!!」

魔法  :「いいのよ、これくらい。うふふ…。」

勇者  :「おい…俺は…?」

魔法  :「アンタはほっといても死なないでしょ。」

勇者  :「ひどい!」

魔法  :「それはそうと、どうして空から降ってきたの?」

ケロ  :「あのね!まおうさまに稼いでこいって窓からなげられた!」

勇者  :「は?魔王…? え、魔王って…魔王?」

ケロ  :「まおうさまはまおうさまなのー!」

魔法  :「え?なに…?わんちゃん、魔王の飼い犬なの?」

ケロ  :「ちがーう!けろべろすはまおうさまの護衛なのー!」

勇者  :「…けろべろす…?」

魔法  :「まさか…地獄の番犬、ケルベロス…なんて言うんじゃ…?」

ケロ  :「あ!それそれ!けるべりょちゅ! けるろべちゅ! むむん!けーるーべーろーすー!良しっ!」

勇者  :「よし! じゃねえよ! ゆっくり言ったのに間違ってんじゃねーか!
       自分の名前も言えねーのかよ、クソチビ!」

ケロ  :「言えたもん!けろべろす、ちゃんと名前言えたもん!」

勇者  :「その主張でも自分の名前言えてねえじゃねえかよ!バーカ!」

ケロ  :「きいいい!こいつ嫌い!」

勇者  :「おー!俺もお前みたいなクソチビの犬の魔物なんてどーでもいいっつーの!」

魔法  :「もう!なに張りあってんのよ!相手はまだ子犬ちゃんでしょ!」

勇者  :「はあ!?だってコイツ生意気じゃん!」

ケロ  :「おねーさんはいい人! 好き!」

魔法  :「あら、かわいい。わたしもケロちゃんが好きよ。お姉さんって言ってくれるところが特に。」

勇者  :「若くしてっけどババアだもんな。」

魔法  :「……。」

勇者  :「あ、無言で杖こっちに向けないでくださーい。」

ケロ  :「おねーさんたちも、まおうさまのいべんとに来たのか?」

魔法  :「イベント…ああ、そうね。でもあの行列でしょう?どうしようって考えてたのよ。」


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