あらすじ
事故でピアニスト生命を絶たれた東條清歌は、小学校時代の恩師・松山の勧めもあり、渋々ながら教師になることを決意する。
やる気のない清歌は留年組の西沢初音、南野謡子、北嶋ショウ、中本奏の4人を学校に来させなければ非常勤に降格すると教頭の梅川に言われてしまう。
シングルマザーの初音の歌の才能に気づき、学校に来てと説得を試みる清歌を鼻で笑う初音。
帰路でアカペラのストリートライブを見た清歌は翌朝、学校の掲示板にアカペラ同好会の張り紙をする。ゲイバーのママ、ショウや興味を持った奏を取り込み、吃音症の謡子はボイスパーカッションの才能を開花させる。
初音もしぶしぶ参加して初の発表会である文化祭が始まるが、爆弾を持った男が体育館に立てこもる。清歌は4人に歌わせてほしいと男に頼み、歌と共に謡子の年齢や、ショウの過去などを聞いた男は思い直し自首する。
新入生、竹宮亜里亜を迎え、次の目標は日本最大のアカペライベント、JAMへの出場だ。一次審査は梅川による妨害工作もあったが無事に通過する初音達。
二次審査後、再び初音の欠席が増えてくるが、娘のひびきが難病で入院したためだった。初音に会い、入院費なら自分が立て替えてもいい、という清歌。その言葉に憤る初音は清歌にビンタ、退学届を投げつける。果たして彼らはJAMに出場することができるのか......。