あらすじ
THE DELIGHT IS ALIVE 喜びは生きている
ある日少女はやって来た、白い港町の坂にある喫茶店。
出会った青年と少女は共に働き、訪れる人々と交流する。
青と緑は花を売る。桃と橙、水は恋を求める。金と銀は語る。
青年があこがれる女性は優しく微笑み、少女を観る男は仮面の笑顔を作る。
少女は逃げてきた、父の影から。
逃げたのに逃げられず、少女の心にも影を落とす。
少女は嘘をついていた。
そして少女は吐き出した。
心を打ち明けた時、そこにあったのは少女の歩いてきた道だった。
自分の心に気づいたとき、少女は初めて自立する。
ある街の、ある少女の、ある成長の物語。
ダイヤモンドリリーの花言葉は「また会いましょう」