7（男：3　女：2　その他：2）

30~40分

吊るされた鵺の死骸
絶えず旋回する隻眼の蜻蛉
悲鳴を上げる赤錆まみれの観覧車
彼岸花の添えられたジェットコースター
鉄骨が剥き出された時計塔は零時を指したまま動かない

少年は深淵を覗いてみたかった
得体の知れないものが、こちらを覗き返してくれるのを期待した

善と悪を正しく識別したかった
定石通りに動く世界を歪曲するのは、愉快でたまらなかった

独自規定
追記
無料です
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溜まったものを吐き出すように書いた作品です。
一貫性が無いので独りよがりなものかもしれません。
ですが、衝動的に殴り書きたくなってしまうのです。

write 2014 02 23