カッフェ

(かっふぇ)
初演日:0/0 作者:長谷川芳輝
カッフェ

~登場人物~
・新人   
・客
・ベテラン  

新人がいて、お客さんが入ってくる。新人はあたふたしてしまう。とても不安な様子。
 
新人「あ、あの、いや…。ど、どうも、お晩です」

客は店内や新人の服装を確認し、ここがカフェであることを確認する。

客 「あの、こんなこと聞くのも変なんですけど、ここのカフェの店員さんですよね」
新人「え、そんな、僕なんかを店員と呼んでいただけるんですか。ありがとうございます。いや、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしています」
客 「いやいや、まだ帰りませんよ」
新人「はあ、お客さん来てくれないかなぁ。お客さんさえ来てくれたら一発かましてやるんだけどな。いかんせん、お客が来ないことにはどうにもこうにも」
客 「あの、自分で言うのもなんですがね、ここにいますよ、お客さん」

一生懸命テーブルを拭く店員と客に妙な間が生まれる。
そこに、ベテランが奥からやってくる。

ベテ「あんた、うちのルールを知らないのかい?」
客 「なんだなんだ。より一層やかましそうなのが出てきましたね」
ベテ「ここではありがとうございました、と言われた瞬間から客は空気と化す!」
客 「なんですかそのルールは」
新人「はあ、今日も赤字かぁ」
客 「それですよ!目の前に落ちている財布を見過ごすその制度が経営を悪化させているんです」
ベテ「とやかく言わずに一度外に出な、話はそれからさ!…と、空気と会話してみる私。ウフフ」
客 「なんだこの気味の悪い喫茶店は。いいからコーヒーを出してくれ、もちろんお代は払うさ」

店員とベテランは客がいないものとして会話をしている。

客 「くっそう、なんだかやけになってきましたよう」


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