開闢の双炎
~贋作御伽草子~
開闢の双炎 〜贋作御伽草子〜


【登場人物】

焔(ほむら)
燐(りん)


平良門(たいらのよしかど)
五月姫(さつきひめ)
夜叉丸(やしゃまる)

源頼光(みなもとのよりみつ)
坂田金時(さかたのきんとき)
渡辺綱(わたなべのつな)


平将門(たいらのまさかど)

翁(おきな)


※以下人数は自由(各5名程度)、役の重複可
子ども達(1〜5としているが、何人でも良い。ただし、演出上4人以上が望ましい。7場の子供は単役とする)
検非違使
都の住人
配下の男たち





     〜幕〜

       第1場

        子供たちがはしゃいでいる声がする。徐々に舞台に光。
        元気よく子供たちが舞台に現れる。
        子ども達、ふざけあっている。その中で一人の少年がふっと声を潜めて話し始める。

子ども1  おい、知ってるか?この先の山の中にある祠の話。
子ども2  祠?
子ども3  知ってるぞ。鬼退治の祠だ。
子ども4  鬼退治?妖怪退治じゃなかったか?
子ども5  違うよ、大蛇だよ。でっかい大蛇をあそこで討ち取ったって話だろ?
子ども3  大蛇だって?そんなもんいるもんか。
子ども5  大蛇がいないって言うなら、鬼や妖怪だって同じだろ。
子ども2  じゃあ何がいるっていうんだ?
子ども1  バカだな、知らねぇのか。あそこにはな、とんでもない宝物が隠されてるんだ。
子ども達  宝物!?
子ども3  なんだよ、宝物って?
子ども5  銭でも隠してあんのか?
子ども1  そんなんじゃねぇ。
子ども2  じゃあ、なんだよ?
子ども1  あそこにはな、凄い神様の力が隠されてるって噂だ。
子ども4  神様の力?なんだ、それ?
子ども1  神様の力で、なんでも願いが叶うんだ。
子ども3  嘘だぁ、そんな夢みてぇなことあるはずない。
子ども5  そうだそうだ。
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